FX書籍「渋谷式ほったらかしFX」
今回は趣向を変えて私が過去に読んだFX関係の書籍について記してみたいと思います。
本日取り上げるのは、渋谷高雄氏著の「渋谷式ほったらかしFX」です。
内容としては大まかには、
・スイングトレードの勧め
・各種テクニカル手法ではなく、移動平均線の活用やロウソク足の指示線や抵抗線、トレンドラインの活用
・チャートパターンの活用
・利益確定や損切りを行う一つの手段としての両建ての提唱
・買増し(売増し)や分散決済の勧め
・巻末にはチャートを交えた練習問題
といった内容になっています。
また、題名の「ほったらかし」ですが、著者はスイングトレードを勧めている為、ストップやリミットを入れず、柔軟に判断することを提案しており、デイトレやスキャル等各自のトレードスタイルによってはそのまま鵜呑みには出来ませんが、利益を最大限伸ばして行くという点に於いて参考にするのが良いのかもしれません。
また著者はシンプルなテクニックと共にメンタルの大切さを説いており、書の最後に早めの判断での損切り、買い直し、売り直しといった柔軟なトレードを提唱しています。
ある程度FXの経験がある人や自分の手法が確立している人にとっては当たり前のようなことばかりで目新しいものは無いかもしれませんが、中々継続して勝てない人、自分の手法が確立されていない人、初心者の方等には、基礎的な考え方やヒントを得るのには良いかもしれません。
また機会があれば、他の書籍についても記してみたいと思います。
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