【FXコラム】両建てについて
本日は趣向を変えてFXコラムとして「両建て」について書いてみたいと思います。今後も機会があれば何かをテーマにして書いてみたいと思います。
両建てについて記載のある雑誌や書籍には多くは、スプレッドやスワップ等のコストがかかるとの理由で否定的なものが多いですが、私自身も経験上から言うなら、両建ては本来は行わず、損切りし、ポジションを立て直すべきだと思います。
損切りが出来なくて、同ロットで両建てを行い(両建てを行った時点で損益はそれ以上増えなくなるので)その場を凌いだとしても、いつかはポジションを閉じなくてはいけませんし、結局のところは結論を先延ばしにしているだけの行為と言えると思います。
両建てに行ったポジションは利益がのっていくとしても、当初の損失をかかえたポジションは益々損失の金額が大きくなり、落とし処(出口)が非常に難しくなり、結局は素直に損切りを行い、ポジションを立て直した方が精神的にもコスト的にも良いのは間違いありません。
ただし、どうしても損切りができなく、我慢しロスカットまで待つならば、一旦両建てにて損失額を固定し、落とし処を探る方が精神的にはまだマシといえるかもしれません。
また場合によっては上がったところで売り、逆に下がったところで買い、結果として損失にならずに済むかもしれません。
結論から言えば、素直に損切りが出来るようになるまでの一つの手段として両建ても有りなのではということでした。
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