【FXコラム】「ナンピンは儲かっている時に行うもの」
気が向いた時にしかアップしない【FXコラム】ですが、自分自身への確認の意味も込めて、今回は「ナンピンは儲かっている時に行うもの」について書いてみたいと思います。
私は以前はエントリーして含み損が出た時に、反転するのを期待しナンピンを行っていたものでした。なんとか逃げられれば良いのですが、相場は戻すことなく元のポジもナンピンしたポジも損失を抱え、損失拡大、損切り、ロスカットということもしばしばありました。他の人も一度や二度は思い当たる節があるのではないでしょうか。
が若林栄四氏曰く(著書を読んだ記憶なので正確ではありませんが、大まかな内容としては)、
「ナンピンは儲かっている時に行うもの。ナンピンで逃げられれば良いが、相場の流れと反対方向にポジションをとることになる為、損失拡大、資産消失となるのが実際のところである。
ナンピンは儲かっている時に行うもの。儲かっている時に行うのが利乗せといい、利乗せこそがトレードの醍醐味である」を拝読してから、ナンピンを行うことはなくなりました。
私のトレードスタイルがスイングの為、通常はストップ、リミット共200pipsで設定。含み損が拡大してもナンピンは行わない為、損失も200pipsで限定されますし(ストップにかかる前に損切りすることもありますが)、場合によってはストップにかかった後、ドテンすれば損失を少なくすることやプラ転とすることも出来ます。
逆に儲かっている時にナンピンする(ポジションを増やす)ことを利乗せ(かぶせという人もいるようですが)といい、これにより大きな利益を売ることが出来ます。
私が過去にトータルで2千数百pips?等得ることができたのは、根っこのポジションを持ち、節目ごとにまたは100pips程を目安としてポジションを増やしていき利益を積み重ねて増やしていくことが出来たからです。逆に考えれば、損失が出ている時にナンピンする(ポジションを増やしていく)ことがいかに危険なことかわかりそうなものですね。
おそらくこれを守るだけでも大きなマイナスを出す、資産の殆どを失うということはなくなるのではないでしょうか。
P.S 調べたら若林栄四氏の言葉は「ポジションは儲かっているときに増やすもの」でした。
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